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バニラとは、特撮テレビ番組『ウルトラマン』をはじめとした「ウルトラシリーズ」に登場する、架空の怪獣。別名「赤色火焔怪獣」(せきしょくかえんかいじゅう)。 == 『ウルトラマン』に登場するバニラ == 特撮テレビ番組『ウルトラマン』第19話「悪魔はふたたび」(1966年11月20日放送)に登場。 *身長:55メートル *体重:2万トン *スーツアクター:田尻康博〔『キャラクター大全ウルトラマン全調査報告』(講談社、2012年、ISBN 978-4-06-218128-0)〕 3億5000年前〔「300005000年前」と非常に中途半端な数字だが、本編中で何度も台詞として連呼されているため、誤記ではない。〕の超古代文明に「赤い悪魔」と恐れられ、液状化された状態でカプセルに封印されていた赤い古代怪獣。武器は口から吐く強力な火炎。外観は口先がとがり、体は骨張ってやや平らで、尻尾は細く8の字状に絡み合っている。 土砂と共にダンプカーで郊外に捨てられた赤いカプセルから夜間に落雷を受けたことで復活し、防衛隊と科学特捜隊に夜通しで航空攻撃された末、共に現代に復活したアボラスとオリンピック競技場で激戦を繰り広げる。格闘中にアボラスの放った溶解泡を一度は火炎で相殺するが、その後に科学特捜隊の原子弾を目に食らい、弱ったところをアボラスの吐いた泡で溶かされて絶命する。 *着ぐるみは『快獣ブースカ』に登場したイモラへ改造された。 *デザインイメージはタツノオトシゴ〔。 *山田正弘が単独執筆した準備稿「前世紀からの使者」はコメディ色の強い内容で、前世紀人と彼に操られる液体怪獣アボラスのみ登場する。その後、南川龍(野長瀬三摩地)の大幅な加筆によって決定稿「悪魔はふたたび」が起こされ、赤い怪獣バニラと青い怪獣アボラスが激突する内容となった。 *一峰大二の漫画版「怪獣アボラスの巻」(『ぼくら』1967年1月号掲載)では火炎攻撃でウルトラマンを一度撃退し、再戦時にアボラス共々八つ裂き光輪で倒される展開となっている。また、火炎でウルトラマンの腕を溶かしかける。 *TBSの朝の情報番組『ヤング720』1966年11月4日放送分において、ウルトラマンのスーツアクターである古谷敏のゲスト出演に際し、取材役で当時同局アナウンサーだった大沢悠里の提案により、古谷の演によるウルトラマンとバニラとの格闘シーンが収録された。この時のバニラは、そのアイデアを提案した大沢自身が着ぐるみの中に入って演じた〔古谷敏『ウルトラマンになった男』小学館、2009年、159頁〕。 *『ウルトラマン白書』に載っている金城哲夫の文芸ノートにおいては、アボラス共々宇宙怪獣と区分されている。 *火炎は『ウルトラ怪獣攻げき技大図鑑』で「クリムゾン炎」と名づけられた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バニラ (ウルトラ怪獣)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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